2005年プーケット家族旅行 8月25日 ワット・チャーンタレーでお参り
2005年8月25日(木)
Mさんご一家が帰国してしまったこの日、長女はラグーナビーチリゾートのツアー、キャンプラグーナに一日参加することにしていました。昨年半日参加して、楽しかったため今年は丸一日としたのです。実はPhuketに到着してすぐにツアー申し込みを行ったのですが参加者が集まらず、日程がのびのびになっていてこの日ようやく参加できることになったのでした。お迎えは8時30分とのことで娘にフルーツやヨーグルトを食べさせ、私も適当にパンやフルーツで朝食。二人で部屋を出てシェラトンのエントランスで待つことしばし・・・昨年と同じワゴンが到着しました。我が家の長女の他は4人家族が一組だという説明でした。娘をツアーの添乗員さんに預けて部屋に戻ります。夫と息子も二人で買い置きのドーナツなどで朝食を済ませていました。
プールの前にずっと気になっていたウェディングチャペルを見学したいと思い、確認してみると「いつでもご自由に見てください」とのこと。そのときは結構距離あると思ったので、シャトルバスを頼もうとエントランスに出ました。ここで昨年、一昨年ともお世話になったベルのスタッフと再会。とても笑顔がキュートな彼です。
シェラトンのウェディングチャペル
向こうも気がついてくれて「やあ!子供大きくなりましたねぇ」という感じでしばし雑談。一緒に写真も撮ってからシャトルバスをお願いしました。
シャトルバスには乗ったものの、実はチャペルまでは近道が設えられていてあっという間に到着。歩いてもものの5分の距離でした。ちょうど私達が帰国後の29日の月曜に結婚式が挙げられるとのことですっかり清掃も済んでぴかぴかでしたので、さすがにチャペル内に入るのは遠慮しました。参列者用の席は40席ほど。
チャペルの中
ラグーナが見渡せる素敵な場所です。周囲の植え込みも綺麗に整えられていますし、なかなかフォトジェニック。
こんなところで結婚式を挙げて、そのままハネムーンなんていいねぇいいねぇと訳も無く盛り上がる私達。挙句の果てに夫は「うちの娘はここで結婚式を挙げさせよう!」とまで言い出す始末。一体何年後の話をしているのか・・・。
このチャペルからカナルビレッジまでの道も伸びていてやはり5分もかからずに歩ける距離。今まではカナルビレッジまでは歩くにはちょっとしんどいと思い込んでいて、必ずバスやボートを利用していましたが、もうその必要がないくらいの距離でした。
カナルビレッジまでのショートカット
この後シェラトンの展望台に上って景色を見たりしてから水着に着替え、しばらく息子をプールで遊ばせました。
この日は午前中はまあまあ良い天気だったのですが昼頃だんだん曇ってきました。丁度昼時となったので近場で・・・ということでシェラトンから最も近いビーチレストランの「Green Leaf」で昼食をとることに。
シェラトンの展望台からの眺望
息子用にサンドイッチ、鳥のバジル炒め(目玉焼きつき)、ごはん、タイ風と中華風の麺を一種類ずつとビールをオーダー。どれも安心して食べられる味という感じで満足でした。息子もよく食べ、お会計は560バーツ。食事が終わった頃から少し雨がパラつきました。プールには入れないので、フィットネスセンター前のビリヤードでしばらく遊ぶことに。息子も一人前に「ボクもやる!」というので夫が支えてやると、大喜びで一時間近く遊んでいました。
雨も上がって日差しがでてきたのでまたプールへ。3時過ぎまでプールでのんびりしてから、写真のプリントなどの用事もあったのでカナルビレッジへ。またまたジムトンプソンのアウトレットをふらついたり息子とおもちゃ屋さんを冷やかしたりしているうちに長女がキャンプラグーナから帰ってくる5時が近づいてきました。長女には携帯を持たせていたので連絡したところ丁度帰路だというので、カナルビレッジで下ろしてもらい全員合流しました。今回もキャンプラグーナを大いに楽しんだらしくあれこれと報告を聞いているうちに判明したのですが、子供達だけのツアーはやはり人数が集まらずに催行されないため家族向けのツアーにうちの娘が入れてもらったという形になったようです。せっかく家族水入らずだったでしょうに、快く受け入れてくれたご家族に感謝しました。娘の話によるとアメリカ人のご一家だったようですが、なんと日本在住の経験があり、ご両親は日本語ができたとか。そのおかげで意思疎通も結構できて、楽しかったようです。つくづく強運なわが娘・・・。
カナルからホテルに戻ろうか、という時にドライバーのアリから「今日の予定は?」との連絡が入りました。すぐ近くにいるということなのでカナルビレッジでピックアップを頼みました。まず、今回行きたいと思っていた寺院でお参りをしてから、ラグーナのエントランス近くのレストランで夕飯を取ることにしました。 プーケットに数ある寺院ですが、毎年一箇所ずつ訪れてお参りをするのが恒例行事となっています。プーケット最大のワット・シャロンに始まって、次の年がワット・プラトーン、昨年がワット・プラ・ナンサン、そして今年はワット・チャーンタレー(発音は定かではありません)です。年々マイナーな寺院になっていくのですが、どの寺院もそれぞれ個性があって本当に素敵です。今年訪れた寺院はラグーナエリアからは車でほんの5分ほど。プーケットタウンや、LOTUSに行く際に必ず通る道に建っていますので、何度も何度も前を通り過ぎてはいましたが、中に入るのはこのときが初めてでした。
プーケットの寺院ワット・チャーンタレー
敷地は結構広々としています。時間が夕方5時をまわっていたせいか、もう拝観時間をすぎていたのか、本堂にはあいにく鍵が掛かっていました。この寺院は最近改装したばかりらしく、外から見てもとても美しい建物であることがわかります。事前にこの寺院を紹介するホームページを見つけてチェックしていたのですが、中にも素晴らしい天井画や壁画があるということだったので、どうしても中に入れて欲しいと思いました。この寺院について紹介している記事はこちら。
素晴らしい天井画や壁画
本堂の近くに小さな小さな掘っ立て小屋があって、そこに黄色い袈裟姿のお坊さんが一人いらっしゃるのが見えたので、アリに通訳を頼みました。是非本堂を見せて欲しいこと、お参りもしたいと話すと、鍵を持っているという他のお坊さんを探してくださって、無事に中に入れてもらうことができました。お坊さんとアリの会話で聞き取れた単語は「イープン(日本人)」という単語だけ。「ありゃどこから来た客か?」「日本だよ」という感じだったのでしょう。 アリはモスリムということもあってか、この寺院には入るのが初めてだそうで興味深げに一緒に本堂を見学しました。中にはお釈迦様の一生を表す壁画やプーケットの歴史を現す壁画が一目に描かれています。中央には金色に輝く仏像、天井はそれはそれは鮮やかな真っ赤な美しいパターンで一面を埋め尽くされていて本当に素晴らしかったです。
お坊さんとアリの会話
子供達もすごーい、すごーいと見入っていました。お坊さんにお礼を言ってから、寄付をしたいのですが・・・と伝えると掘っ立て小屋に連れて行ってくださいました。ここで寝起きされることもあるのか、小さなベッドがちんまりと置かれています。
家族4人、詰めあって中で座ってお祓いしていただきました。お経を上げながら、水をぱっぱとかけられます。そのあと白い組みひものようなものをそれぞれの左腕に巻いてくれます。私と長女は女性なのでお坊さんは触れてはいけない決まりです。「あんた、巻いてやりなさいよ」という感じで夫に渡してくださいました。子供達も神妙にしているのがおかしかったのですがとても感激する体験でした。なんだかすっきり厄落としができたような気分で夕飯に向かうことにしました。 この日はラグーナエリアのゲートから出て程近いところにある「CHABA」というレストランにしました。あるプーケット関連の掲示板で教えて頂いたタイ料理と西洋料理のお店です。帰りはお店の車で送ってくれるということだったのでアリとはここで別れました。
タイフードレストランCHABA
このレストランはとても居心地が良くて料理もどれもこれもとっても美味しくて大満足でした。盛り付けも上品。子連れでもOKですが、落ち着いて食事をしたい方たちでも充分満足できるのではないかという印象でした。
CHABAのメニュー
雨季のオフシーズンにもかかわらず、欧米人のお客さんが結構団体でどやどやと訪れていましたので、ラグーナエリアの宿泊客にはよく知られたお店なのかもしれません。目の前はミニマートになっているのでこれも便利です。
帰りはホテルまでお店の車で送ってくれるということでしたが、ミニマートでちょっと買い物したいので、その後送って欲しいのだど・・・・と言ってみると、快く了解してくれました。車に乗ってしまえばシェラトンまであっという間。
この送迎あり、のレストランは本当に助かります。皆がラグーナのゲートの外まで食事に出てしまったら、ホテルとしては商売上がったりでしょうが、宿泊する側にすればフットワークが軽くなるのは大歓迎です。 この日もとても充実した一日でしたが、なんとなくだんだん天気が悪くなっていくような・・・。
- [2005/09/24 22:52]
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